個人向けセキュリティ対策!誰でもできる情報セキュリティ

あなたは自分の家の玄関や窓を、24時間365日開けっ放しにして過ごしていますか?
そんな人はいないはずです。ほとんどの人が鍵をかける、といった防犯(セキュリティ)を行っているでしょう。

パソコンは世界につながる窓口です。
しかし、その窓にロックをかけなければ、必要のないものが入り込んでしまいます。
パソコン教室に通う前から、パソコンのセキュリティ対策は知っておいて損はありません。

それに、スマホやパソコンには、大切な情報がたくさん詰まっています。

ネットが生活に浸透すればするほど便利にはなりますが、同時にリスクも発生します。
個人的なやりとりが流出したり、クレジットカードの情報を盗まれたり、いたずらでハッキングされ仕事の重要な情報が削除・破壊されてしまうことも考えられるでしょう。

今の時代は、個々人が、自分にできる情報セキュリティ対策を行う必要があるのです。

今回は、誰でもすぐにできる簡単な情報セキュリティ対策をご紹介していきます。


誰でもできる情報セキュリティ対策とは?

情報セキュリティ対策は無数にあります。
ここでは、専門的な知識がなくても誰でも簡単にできる情報セキュリティ対策を9個ご紹介していきます。取り入れやすいものばかりなので、試してみてください。


1. パスワードの定期変更

簡単だけれど意外と怠りがちなのがパスワードの定期的な変更です。
何年もパスワードを変更せずに放置していませんか? 数ヶ月に一回は変更するようにしましょう。情報セキュリティ対策の基礎です。


2. ウイルスソフトの導入

パソコンにウイルスソフトを導入していないなら、必ず導入しましょう。
ウイルスソフトは一回導入したら終わりではありません。ほとんどの場合、期限がありますから、期限が切れる前に継続購入やアップデートをしましょう。


3. ソフトウェアのマメな更新

パソコンやスマートフォンのソフトウェアの更新のお知らせがきたなら、そのつどマメに更新しましょう。

日々技術者がウイルスに対抗する策を打ち出しています。更新をきちんとマメにすることで、最新のセキュリティ対策が可能です。


4. メールやFAXの送信先の見直し

メールやFAXの送信先を見直しましょう。送付先を間違えていたら、目も当てられません。こうした初歩的なミスが、重大な情報流出を起こしてしまうこともあります。
情報流出を故意に自分のミスで引き起こしてしまうことのないように、最低2回は送信先の見直しをするようにしましょう。


5. 怪しいメールの見極め

怪しいメールは基本的に開いてはいけません。


怪しいメールとは、たとえば、

  • 国内とのやり取りが多いのに他国言語の題名のメール
  • 応募した覚えもない懸賞などの当落メール
  • 見知らぬ異性や著名人からの突然の連絡メール
  • URLにアクセスしなければ詳細がまったくわからないメール

などです。

こうした怪しいメールの添付ファイルも開かないように徹底してください。

セキュリティに悪影響を与える可能性があるからです。
怪しいメールの中には、銀行や、よくやりとりをする運送会社や、大手通販会社などを騙った不審なメールもあります。「この会社からのメールだから安心」だと油断しないことも大切でしょう。


6. 怪しいサイトは観覧しない

怪しいサイトは閲覧しないようにしましょう。上記のような不審なメールに記載してあるURLにアクセスなどはもってのほかです。

運営元が不確かなアダルトサイトなどに、アクセスしていませんか?

ドメインが他国のサイトなどは、安全性が不確かであることが多いようです。「.jp」「.com」以外のURLはよくチェックして、避けた方がよいでしょう。


7. ネットで衝動買いしない

衝動買いをしない…まるで財テクのようですが、これも情報セキュリティ対策です。
ネットショッピングは、いまはもう珍しいものではありません。ネットの通販サイトが増えたからこそ、クレジットカード情報や住所などの個人情報を抜き取るために、ニセのショッピングサイト・通販サイトを作っている悪徳業者がいます。

気をつけ方としては、まず販売・運営元情報がしっかり記載されているかどうかは必ずチェックしましょう。
次に、買いたい商品の相場を調べてみてください。あまりにも安すぎる・高すぎるようなときは、コピー商品の販売や悪質な転売を行っていたり、そもそもニセサイトである可能性があります。


8. 会員登録は慎重にする

会員登録にも慎重になりましょう。「新規入会で、現金○○円相当のポイントプレゼント!」などの宣伝を行っている企業はたくさんあります。

しかし、引き換えに個人情報を提供することになります。果たして、メールアドレスや電話番号、住所、クレジットカード情報などを提供し、ふさわしい見返りが得られるのでしょうか? よく考えて、確かめることも情報セキュリティ対策です。

最初はささいな個人情報だとしても、そこを手掛かりにもっと大きな損失につながる場合も少なくないのです。


9. 人にPCやスマホを渡さない

当たり前のことですが、信頼できな人にパソコンやスマホを渡さないようにしてください。
信用できるとしても、預けたり、パスを共有にするような使い方をするのは疑問です。恋人や家族、夫婦間であっても、相手のプライバシーを覗き見て悪用する人もいます。

信用云々の問題ではなく、個人情報を管理し、守れるのは自分だけという自覚をもってください。


セキュリティ知識を日々アップデートしよう

セキュリティ知識は日々進化しますが、同時に情報を盗もうとする輩の知識も進化しています。
パソコン教室に通った後でも、セキュリティについては学び続けなくてはいけません。

悪意を持つ人と守る側はイタチごっこであり、「今、こういった対策をしたから、もう一生安泰」ということはないのです。
自分のセキュリティに対する知識を日々アップデートするように心がけましょう。


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